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低身長症(成長曲線と低身長受診の目安)

成長を決定する因子として、遺伝的要因、脳下垂体から分泌される成長ホルモン、栄養、睡眠、運動などが挙げられますが、年齢により重要な要因は変わります。
生後2〜3歳頃までの乳幼児期の低身長は栄養の占める割合が高く、その後思春期が始まるまでは成長ホルモン、思春期開始前後からは成長ホルモン+性ホルモンの影響が大きいと考えられています。
低身長のお子さんの診療は、生まれてから現在に至るまでの経過、栄養摂取状況、ご両親・兄弟姉妹の身長の情報等、充分にお話を伺った上で診察、必要な検査を行うことが、診断・治療のために重要となります。

低身長が気になった時に参考になるのが、「成長曲線」です。
成長曲線は以下のリンクよりダウンロード可能です。
最近ではスマートフォンのアプリとして手軽に使用できるものもあります。
(五十音順)
JCRファーマ社 
ノボノルディスクファーマ社 
ファイザー社 
スマートフォンアプリ(iPhone
スマートフォンアプリ(Android)

成長曲線のグラフにお子さんの身長体重のデータを記録することで、身長体重の伸びの経過がよくわかり、ちゃんと伸びているかどうかの客観的な評価が可能となります。
低身長症は、医学的には成長曲線の −2SD以下をさします。
SDはstandard deviation(標準偏差)のことで、平均値は「±0SD」、「−2SD」は同性同年齢で同月生まれの子100人のうち身長の低い方から2番目か3番目の身長に相当します。
医療機関にかかる時の目安の身長も、−2SD以下と考えてください。
誕生日に身長を測った時、以下の表の赤色の数字よりも低い場合が目安になります。

いろいろな成長曲線のパターンは、上の図をご参照ください。
この中のBのような曲線が、成長ホルモン分泌不全性低身長症が疑われるケースになります。
ただし、−2SDより大きい場合でもCのようにSDのスコアがある時から急に伸びが鈍ってくるケースは、脳腫瘍重症の甲状腺機能低下の場合があるので要注意です。

低身長の原因

低身長となる原因はさまざまです。

体質的なもの(両親も小柄の場合などの遺伝や体質によるもの)が最も多いですが、以下の疾患は成長ホルモン治療(在宅自己注射)の対象となる場合があります。
② 成長ホルモンの不足による低身長(成長ホルモン分泌不全性低身長症)
③SGA児(在胎週数の割に身長体重が小さく生まれた児)が3歳までに身長が追いつかなかった場合:SGA性低身長症(SGA:Small-for-Gestational Ageの略)、グラフAのような成長曲線。
④ターナー症候群(女児の低身長でみつかる場合あり)、プラダーウィリ症候群などの染色体の病気
骨や軟骨の病気(軟骨異栄養症:軟骨無形成症・軟骨低形成症)
慢性腎不全に伴う低身長
甲状腺機能低下に伴う低身長。甲状腺ホルモン治療(内服)の対象。
栄養の不足に伴うもの(過剰な運動、摂食障害、クローン病など)
近年、血液中の亜鉛不足を認める低身長症で、亜鉛補充により身長の伸びが改善したとの報告があります。
⑨思春期の開始した時期に伴ったもの〜思春期早発症思春期遅発症も身長は小柄になりえます。
ある時期より急に身長が伸びるDのような成長曲線は、思春期早発症の可能性があり要注意です。

低身長の検査

手洗いコーナー 当クリニックに低身長で受診された場合、以下のような流れで診察・検査を行なっています。

1.これまでの身長・体重の経過、出生時の状況(出生体重・身長、在胎週数、分娩状況)、乳児期の栄養・食事の摂取状況、ご家族の身長などを詳しく伺い、診察させていただきます。
母子健康手帳、および幼稚園・保育園・小中学校の身長体重記録をご持参ください。

2.必要に応じて血液検査を行います。
検査項目としては、IGF-1(ソマトメジンC)や甲状腺機能、その他貧血、肝機能などの一般血液検査、必要に応じて性腺刺激ホルモン(LH/FSH)・性ホルモンの測定を行います。
IGF-1は成長因子のことで、成長ホルモン分泌不全性低身長症で低値となります。成長ホルモン値は1日の中で変動し食事の影響を受けるため、後述する成長ホルモン分泌刺激試験で測定します。IGF-1は日内変動が少なく、外来で最初に行う検査として適しています。
栄養による低身長症が疑われる場合は、血液中の亜鉛値の測定を行う場合があります(この検査は空腹時に行う必要があります)。

3. 手のレントゲン撮影による骨年齢測定を行います。
成長ホルモン分泌低下がある場合、骨年齢は暦年齢より遅れるため、成長ホルモン分泌不全性低身長症が疑われる場合は必須の検査です。
当クリニックでは院内にレントゲン撮影機器を備えておりその場で撮影できます。

負荷検査 4.以上の検査結果にて成長ホルモン分泌低下が疑われる場合は、後日、荷試験(=成長ホルモン分泌刺激試験)を行います。
この試験は、前日夜から絶食の上、検査当日朝食を摂らないで来院頂き、点滴の時に用いる針を手の血管に留置して行います。
当院では、専用の負荷試験用個室にて実施します。
胃腸炎や熱が出ている患者さんと同じお部屋で検査することはありません。

DVDなどを見ながらリラックスして検査を行うことが可能で、お昼前に検査は終了します。

成長ホルモン分泌不全性低身長症の治療

身長 −2SD以下で、複数回行った成長ホルモン分泌刺激試験における成長ホルモン値の最も高い値が基準値以下の場合に成長ホルモン治療の対象となります。
特に身長が-2.5SD以下で基準を満たす場合は、医療助成(小児慢性特定疾病)の対象となります。
お住まいの自治体により助成内容が異なりますのでご相談ください。

成長ホルモンは注射による治療です。
成長ホルモンはタンパク質で構成されているため、内服すると胃で分解され、効果が発揮できません。
したがって注射で補充する必要があります。注射は自己注射で、ご家庭で1日1回寝る前に皮下に注射します。
注射開始前にわかりやすく説明させていただきます。

北円山 どんぐり通信

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